
パスタ関係Q&A
日本及び世界のパスタに関するQ&Aです。最近では生パスタが主流となり、デュラムセモリナ粉を使用した昔ながらの食感は減少傾向にあります。生パスタはラーメンと同じように今後日本から世界へと広がる一つの好材料となります。麺の需要は日本及び世界各地で高まっていますのでこちらのQ&Aを是非参考にしてください。
Question1:パスタ店を開店するには製麺機が必要ですか?
昔ながらのパスタ店はデュラムセモリナ粉を使った乾麺を使用している所が多く、生パスタというのはあまり提供されていませんが、最近のパスタ店は生パスタが主流となってきている為、製麺機を使用してパスタを自家製麺している店舗も多く増えてきました。
製麺機といっても家庭用のコンパクトなタイプから小型店舗で使用する業務用製麺機まで様々な種類がありますが、資金的に十分な余裕を持って開業をされる方は必ず業務用の小型製麺機をご購入頂いております。自家製麺を行う事により、店舗独自の麺を作ることができ、パスタソースそして麺も美味しいという他店との差別化を図る事が出来るからです。麺の美味しさは麺店の命に係わります。乾麺や半生麺を使用していると時代の流れについていけなくなり、最終的には閉店に追い込まれてしまいます。店舗開業の際には製麺機の導入をお勧め致します。
詳しい情報を知りたい方、パスタ店開業に関して更に情報を得たい方はこちらからご確認ください。
Question2:パスタ店にはどんな小麦粉を使用しますか?
パスタに使用する小麦粉は昔から強力粉のデュラムセモリナ粉というものを使用していました。これはヨーロッパ地方で最初に使用されて、パスタといえば「アルデンテ」という言葉は何度か耳にされたかもしれませんが、アルデンテとはイタリア語で「歯ごたえ」を意味しており、要するにパスタは堅いコツコツした食感というのが基本となってしまい、それが世界へ広がりパスタはデュラムセモリナ粉を使用するというのが当たり前になっているというのが現状です。
しかし、昨今の主流パスタは生パスタとなり、硬くコツコツした食感のものよりつるっとモチモチした食感を求められる時代となり、またつるっとモチモチした食感は食べていても心に安らぎを感じる事が出来ます。要するにうどんもパスタもつるっとモチモチした食感が好まれるようになり、そのような食感の麺を提供出来なければ人気が出ないというのが現代の流れとなります。品質の良い麺を提供して繁盛店を目指す方には麺の食感は非常に重要となりますので、小麦粉の選定も昔とは違いうどん用粉に近いものを使用する場合が多くなっているのが現状です。
詳しい情報を知りたい方、パスタ店開業に関して更に情報を得たい方はこちらからご確認ください。
Question3:茹で上がったパスタは時間が経つとくっつきますが対処方法はありますか?
生パスタの場合には、乾麺のパスタより茹で上がった後に確かにくっつきやすくなります。麺と麺がくっつくとパスタを食べる際に塊となってしまい食べにくくなりますので、茹で上げ後に少しオリーブオイルを絡めてあげる事によってその問題は解決します。オリーブオイルは体にも良く、パスタにはよく合いますので普通の油をからめるよりオリーブオイルを絡める方が良いです。バターを使用すると最初はくっつかなくても冷えると逆効果となりくっついてしまいますので通常は使用しません。
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Question4:パスタの適切な茹で時間を見極めるには?
茹で時間は乾麺の場合、生麺と比較すると非常に長く、茹で上がりも硬くコツコツした食感になります。もちろん、使用している粉によって食感は変わりますが、水分量の多い生パスタと比較すると食感は全く違います。つるっとモチモチ食感の場合には、茹で時間は短くなりますが、それは麺の厚み、切幅によって大きく異なりますので一概には言えませんが、加水の多い生パスタは適正な茹で時間が来ると、麺の角部分が透明となり、麺の中心部のみ少し白く残った状態となります。
茹で加減は茹で上げ後に提供する時間やどのくらいで食べ終わるのかによって調整も必要となりますので見極めるには経験が必要となります。
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Question5:パスタ店開業を行うにはどのくらいの費用が必要となりますか?
パスタ店の店舗サイズや居抜きで開業するのか、新規で開業するのかによって大きく異なりますが、最低でも1000万円以上準備出来なければ難しいと判断しています。運転資金として通常半年間の利益が0円でも維持出来る資金は別に必要です。パスタ店の場合、うどん店やラーメン店と違って店内の雰囲気や壁をガラス張りに変更するなど、内装費にお金を多く使用する傾向があります。また、パスタの皿やコップなどもお洒落なものを使用する事となりますのげ原価が高くなります。
資金が潤沢であればある程廃業リスクは低くなり、また経営難の際に経営方針転換も可能となります。開業に必要な資金調達は国民政策金融公庫からの融資や産業支援財団などの補助金・助成金も検討する必要があります。開業に関しての基礎知識をご希望の方はこちらからご相談下さい。
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